まだまだ残暑厳しき季節ですが、進物用の掛紙が秋用に衣替えしました。
初秋の題材は萩。「茶を淹れてさゆれる萩をしみじみと」の俳句に萩とススキが描かれています。淡いながらも温かみを感じる花の色合い。ゆるやかにしだれる萩の枝がおだやかな秋風に静かにゆられる風情が伝わり、まだ浅い秋の訪れを感じさせます。