写真は12月中旬午後4時、私鉄からJR線への乗り換え時に撮影したもの。川越駅西口エントランス正面から、日没30分前の西日が差し込んでいました。出口へと急ぐ人々のシルエットが目に入り、長い影がこちらに向かって真っ直ぐに伸びています。池袋駅から北西方向に伸びる東武東上線と東西に走るJR川越線が交わる川越駅は東口と西口を結ぶコンコースに改札がある階上駅。日没まで30分ほどの時間帯に太陽が真正面ということは、真西より約20度南にずれた「西南西口」が正解でしょうか。映画のワンシーンのような風景を撮り終え 振り向くと、一眼レフカメラで撮影している人が・・・ 結構知られた撮影スポットなのかもしれません。
『日本茶AWARD 2016』「プラチナ賞」をいただいたおかげで、
"Tokyo Tea Party” に参加致しました。一昨年はテイスティングに、昨年は「審査員奨励賞」で表彰式に出席。そして今年は受賞茶プレゼンテーションの機会を頂戴しました。公式な席で、来場者に呈茶する晴れの舞台。ほんの数十分間ながら、多くの方々に試飲いただきました。年末の繁忙期という事で単身会場入りしたら、「一人では無理だよ!」 と言われたものの、幸いテイスティングに参加していた友人が友情出演してくれ、ことなきを得ました。それにしても、参加者数のすごいこと! 会場が渋谷ヒカリエという立地条件もあるだろうけれども、相変わらず お茶のイベントは集客力がすごいと思う。
あいにく表彰式の日程に都合が付かず、代わりに 家内が出席しました。錚々たる歴戦の受賞者達にまじり、記念写真に納まる我が連れ添いは堂々と最前列でほほえんでいます。新しい日本茶を切り拓くべく企画されたこのコンテスト。手前味噌でなく、女性の着物姿は その最終セレモニーに彩りを添え、私が出席する何百倍ものアピールと好印象を周囲に振りまいた事でしょう。。
新茶前に訪れた、台湾桃園にある長生製茶廠。久し振りに恵まれた天候のもと、林文経先生から徹底的に教えてもらった萎凋工程。そして抜群の作柄だった今期の新茶。なにより、最高品質の生茶葉を提供してくれた 生産家みなさんの丹精に感謝です。
狭山茶専門店 備前屋 清水敬一郎