5月度.png先週の雨後はすっかり初夏の気候。さわやかな好天の下、はさみ摘みが急ピッチで進行しています。先週末、島田貴庸君が手摘みを終了したのに続き、昨日備ichou.jpg前屋の自園も手摘みを完了しました。狭山で一番最後まで、そして長期間手摘みをしているのは弊園だと思われます。

最終日5月17日天日萎凋中

5月5日から足掛け約2週間、延べ8日間の手摘みで約160kg の荒茶を生産。前年度とほぼ同数量です。初日を除いては好天に恵まれ、ほとんどの茶葉に天日萎凋を施すことができました。覆い下茶園を後回しにしたため、雨後の品質の低下も杞憂に終わり、質量ともに好成績と断言できそうです。

改めて内質をチェックし 使い向きを確定してから、荒合(荒茶合組)する予定。今年も「清水昔」の主力原材料が確保できました。一安心です。ichou2.jpg
   内容重視で蒸し度を上げているので・・・さすがに白い棒と飴色の軸が目立つ外観

摘み娘の皆さんをはじめ、製茶を担当してくれた市川喜代治君、島田貴庸君、宮岡豊君 おつかれさまでした。

                    狭山茶専門店 備前屋 清水敬一郎