昨夏誕生した狭山紅茶『茜(あかね)』。予想外にご好評をいただき、先月最後の原料を使い切ってしまい、実はひやひやの毎日を過ごしおりました。ついに平成22年バージョンが到着です。
製造者は入間市上谷ヶ貫増岡伸一。増岡氏は有機栽培農産物指定埼玉県第1号の有名人。篤農家であることはもちろん、多方面に造詣が深く、茶の栽培・製造においても様々なことを手がける「プロフェッサー = 教授」。栽培している品種も多岐にわたり、その中でも特にカテキン、タンニン分の豊富な「さやまかおり」100%で製茶してもらいました。「プロフェッサー」が色々試した結果、渋みの強いこの品種が紅茶には最適との事。紅茶はアッサム種のように渋い茶葉をおいしく飲むための製法なのでしょうか?
気持ちを静めて袋の封を切る。一瞬にして「黒褐色」の物体が目に飛び込んできました。なるほど、英語で"Black Tea" と呼ぶのがよく理解できます。それにしても、「狭山茶」名入りのダンボールとクラフト袋に入った紅茶を眺めるのは 何とも不思議な気分。
さてどうやって再製しましょうか・・・
火入れは・・・
しばらく楽しい悩みが続きそうです。